Point1 水剤の投与量を年齢と体重から自動で計算! 日々の調剤や監査に役立ちます。
Point2 年齢がわからない場合は生年月日から自動計算! 和暦にも対応しています。
Point3 体重がわからない場合は、その年齢の平均体重から自動で推測!0歳児にも対応しています。
入力できるのは、左下のシート「水剤計算」の黄色く光っている部分だけです。それ以外の場所は入力できないようになっています。
まず、「令和生まれ・平成生まれ・年齢で計算・0歳で計算」の4つのチェックから1つを選んでください。システム上、0歳で計算する場合は、上記3つのチェックボックスでは対応しておりません。必ず「0歳で計算」にチェックを入れてください。
次に、その下の年齢入力の部分に、患者の年齢を入力してください。もし和暦で計算する場合には、「令和・平成何年生まれ」かを入力する欄が表示されます。
最後に体重の設定です。体重がわかる場合には、「実測体重」にチェックを入れてください。併せて、体重の入力もお願いします。
体重がわからない場合には、「推測体重」を入力してください。性別によって体重が異なります。
操作はこれで以上です。
入力が正しくない場合は、エラーが表示されます。エラーの内容も記載されているので、指示に従ってください。
例えば、この画面では、令和10年生まれと入力しました。実際には令和10年生まれの方は存在しないので、「エラー検知」と警告が表示されています。エラー番号とともに、なぜエラーが表示されているか記載されます。
ほかにも理論上あり得ない体重や年齢を入力した場合や、チェックが二つ以上ついている場合(例えば「令和生まれ・平成生まれ」の二つにチェックがついている場合)、何も入力されていない場合などに、エラーが表示されます。
最後に計算結果の見方です。原則1日投与量が表示されています。例えばアスベリンシロップだと、1日12~24mLであることがわかります。
赤文字で「1回量です」と印がついている医薬品は1日量ではなく、1回量です。例えばアリメジンシロップだと、1回3.5mLであることがわかります。
ご存じのとおり、医薬品には適宜増減という言葉が存在します。表示された投与量を下回る、または上回る処方も存在しますので、ご自身で適切かを判断してください。
医薬品名の横にYやWといったアルファベットが記載されています。これは投与量の決定方法です。詳細は下記をご覧ください。
【記号の解説】
・Y(Year)は年齢に応じて投与量が決定されます。
・W(Weight)は体重に応じて投与量が決定されます。
・A(Augsberger)はAugsberger式に応じて投与量が決定されます。
・C(Constant)は投与量が一定の医薬品です。
対応している医薬品は、作成者のOnoが勤務している調剤薬局で採用している医薬品が基準となっています。もちろんそのほかの医薬品の追加にも対応しております。
追加を希望される場合は、④医薬品追加依頼の黄色く光っている部分に、希望される医薬品名を記載してください。できる限り早急に対応いたします。
なお、本機能のみインターネットへの接続が必要です。また、追加を依頼された場合、その内容がONOCAL(オノカル)を使用しているすべてのユーザーの画面にも表示されます。それが嫌だという方は、本Webサイトのお問い合わせより、個別にお問い合わせください。
わからないことがありましたら、いつでもサポートまでご連絡ください。
【免責事項】
本アプリは現状のまま提供されます。ONOCALは、最新の添付文書等を確認し、その正確性に努めてはおりますが、本アプリの適合性、信頼性、パフォーマンス、正確性や特定の目的への適合性について一切の保証を行いません。また、本アプリ使用による薬学的な誤り、健康被害、その他本アプリの使用に関連する損害に対して、ONOCALは一切の責任を負いません。
本アプリではGoogleスプレッドシートを用いた計算システムを搭載しております。ユーザーはその計算システムにはアクセスできないよう、アクセス制限を設けております。アクセス制限の突破、複数アカウントを用いての悪質な行為などは利用制限の対象となります。
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